2019年春、ウェルズにも様々なバレエ学校入学の
合否ニュースが届きました。
ビデオ・オーディションや現地での最終審査、
思うように行かなかった人も
いたことでしょう。
というか、
思うように行かなかった人の方が多い
のが現実ですよね。
「受かった人に比べて、
オーディションでの自分は
そんなに悪くなかったのに…..」
「インタビューでも
先生のお話は手応えがあったのに…..」
そんな風に落ち込んだ人も
いらしたことでしょう。
オーディションの合否って、
実力だけではないの….?
ホントに、
同じように努力してきて
日本では受賞数も競っていたはずなのに、
理不尽だし!
サポートする私たちも
同様に悔しい思いをしています。
オーディションの合否って、
なんだろう。
皆さん「時の運」っていう言葉をご存じですか?
長年オーディションをサポートしていると、
「時の運」というのが本当にあるんだろうと思います。
自分が体調が悪かったとか、
怪我をしていたとか、
そういうことではなくて、
自分ではどうすることも
できない理由があるのです。
例えば、
校長先生が代われば
求める生徒も人数も変わります。
同学年の男子に背の高い学生がいなければ
背の高い女子を入れないこともあります。
(大切なパ・ド・ドゥの練習ができません)
受験生も学校を選んで受験しますが、
オーディションは学校が生徒を選ぶ場であることは、
バレエ学校が普通科の学校と大きく異なるところでしょう。
点数だけでは合格には繋がらないのです。
だから、
納得できない結果をもらったからと言って
あなたが何かに劣っていたわけではないのです。
残念なことに、
このプラスアルファの合格条件は
学校長以外知ることではありません。
寮のベッド数が決まっていて、
校長先生も泣く泣く不合格にしていることもあるのです。
2020年の9月入学のための準備をしている皆さんへ
そして今年のリベンジを心に誓っている皆さんへ
もしウェルズのアドバイスを聞いていただけるなら、
第1希望校を絞ることは目標を持つ上で大切ですが、
どんなに上手くても、
そこに合格するとは限りません。
必ず第2、第3、そして
どこにも受からなかった時の準備も
大切だという事を
忘れないでくださいね。
今日の努力は
きっと明日の結果に繋がっていると
私たちは信じて応援しています。