[2016学校情報] エルムハースト・バレエ・スクール


イギリスで最も歴史のあるバーミンガム・ロイヤル・バレエ団附属「エルムハースト・スクール・フォー・ダンス」は、2016年秋、新たに「エルムハースト・バレエ・スクール」と名称を改めた。

オリジナルの創立は1920年代にさかのぼる、イギリスでも最も歴史あるダンス学校のひとつ。バーミンガムの広大な敷地に校舎を移したのが2004年のことであるが、2012年に元バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンパルのロバート・パーカー氏が芸術監督に就任してからは、同バレエ団の付属バレエ学校という特徴を強く打ち出している。

教育内容はバレエ、コンテンポラリー、ジャズ、音楽ほか、現代のダンス・カンパニーが必要とする多様性のあるダンサーを育てることに力を入れている。チェケッティ国際コンクール、ジェネ国際コンクール、ローザンヌ国際コンクールなどへの参加も積極的に進めている。

所在地:バーミンガム
学校ホームページ:http://www.elmhurstdance.co.uk/

ロウアースクール

入学年齢:11才~16才
寮:完備
学費(初年度年間/寮費込み):£23,556~£25,395
その他、学校保険、保証金、教材費、ユニフォーム、シューズ、音楽レッスン(楽器演奏)、課外授業費など諸費用。
卒業時取得資格:イギリスの中学卒業試験を受ける(GCSE)
在校生:120名(5学年)

アッパースクール

入学年齢:16才~18才
寮:条件により有り
学費(初年度年間/寮費込み):£23,556~£25,395
その他、学校保険、保証金、教材費、ユニフォーム、シューズ、課外授業費など諸費用。
卒業時取得資格:トリニティカレッジ、レベル5ディプロマ
在校生:69名(3学年)

*両スクールとも、オーディション:オーディションは、例年11月から1月にかけて予選が実施され、3月中旬頃、本選となる。海外からのDVDによる審査も可能(〆切に要注意)

サマーコース
例年7~8月の2週間に実施される。オーディションはなく、1月頃に学校ホームページ に準備される申し込み用紙に記入して申し込む。

サマースクール2017

アッパースクール

年齢:14才~18才(男女)
期間(1週間):8月6日(日)~8月12日(土)
費用:寮費込:£675 / 寮なし:£525
提出する書類:パスポート写真・ポーズ写真・願書

サマースクール願書を3月10日まで送付された場合、£25割引になります。

ロウアースクール(11才~13才対象) 

詳細は追ってご連絡します。

卒業生の主な進路:
バーミンガム・ロイヤル・バレエ
ノーザン・バレエ・シアター
ドルトムント・バレエ
アルバータ・バレエ
サン・ディエゴ・バレエ
ルーマニア国立バレエ
クロアチア・バレエ
ブカレスト・バレエ
スロベニア・バレエ
ライオン・キング(ミュージカル)
ロイヤル・フランダース・バレエ
K-バレエ
シンガポール・バレエ・シアター

スタッフコメント

伝統的にはロイヤル・バレエ・スクールがバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の付属バレエ学校であり、ロンドンから多くの学生がバレエ団の舞台に出演してきたが、2012年からは特にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団とのつながりを強化しており、在学中にバレエ団への舞台出演も多くなってきた。

バレエ団のディビッド・ビントレー芸術監督は「バレエ団の質を最優先に考えるため、エルムハーストの学生の入団を優遇することはできない」としながらも、「頻繁に彼らを見る機会があるため、その成長も視野に入り、判断材料が有利であることは否めない」と語っている。他校に比べコンテンポラリーの比重が少ないが、多様性のあるダンサーを育てることを目標としている。

昨年は元ロイヤル・バレエ・スクール教師をアドバイザーに迎え、カリキュラムの改訂を進めているが、ローザンヌ国際コンクールのパートナー校認定までには、もう少し時間がかかるかもしれない。サマーコースは1週間とはいえ、ロンドンの学校に比較しても、驚くほどの充実ぶりを見せているので、今後はアカデミックの比重を抑え、実技に注力していくことで、飛躍的に伸びる可能性を感じさせる。ロンドンのような地の利はないが、バレエに集中できる環境であることは間違いない。

※The Wellsでは、12/17~20 に2016年二回目の日本講習会を開催します。

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