ロンドン・コンテンポラリー・ダンス・スクール(LCDS)【学校・留学情報】
ザ・プレイスまたはLCDSの名で親しまれ、1966年創立以来、約40年にわたり英国のコンテンポラリーダンス教育をリードする。セントラル・スクール・オブ・バレエ、ランベールなどと共に、英国のConservatoire Dance and Dramaに所属するため、卒業後はケント大学の学士号が取得できる。卒業生には、リチャード・オーストン、キム・ブランドストラップ、シボーン・ディビス他、現在も英国のみならず世界中のコンテンポラリーダンス界をリードする人々の名が列挙され、特別講習やパフォーマンス出演などで在学中に広がるネットワークは非常に広範囲である。
英国内にコンテンポラリーダンスを普及し独自の発展を促進するため、1969年には「The Place」劇場がオープン、校舎と劇場とがつながった作りとなっている。常に最先端の舞台に触れ、そして毎学期に一度は、自らも発信できる「Ideas and Action」というプログラムによって、互いの創作活動を刺激する機会に恵まれる。歴史ある建物を改装し、12のスタジオを有するState of the Artの校舎には、世界中からコンテンポラリーダンスを学ぶ学生が集まって来るが、その年齢やバックグラウンドは多様である。また、卒業生の進路は幅広く、世界中のダンス・カンパニーや振付家の元で活躍するだけでなく、多くの振付家、クリエイター、舞台技術関係者など、ダンス関連業界を担う人材を輩出している。
学校ホームページ: http://www.theplace.org.uk/
※以下の情報は随時更新されます。
- 所在地
- ロンドン
- 入学年齢
- 18才以上
- 生徒数
- コース期間
- 3年
- 授業内容・科目
- 学士コースBA (Hons) in Contemporary Dance(ケント大学)
- 授業料
- £17,600 ※2016/2017
- その他費用
- 寮
- 無し。一般の大学生用寮、ホームステイ、ルームシェアなどを利用
- 卒業生の進路
- コンテンポラリーダンス学校の卒業生に関する紹介は、単に就職先をリストにするよりも、卒業生の活躍を見る方が正しい評価が出来るだろう。
その紹介はダンス業界、振付家、ダンサー、ダンス教育界、受賞者などによって区分けされており、ひとたび列挙された名を見れば、この学校の教育の幅広さと懐の深さを実感できる。まさに英国コンテンポラリーダンス教育の殿堂。
- 卒業後の資格
サマースクール
例年8月中の2週間に開催される。著名な講師、振付家の実施するクラスを自由に選択して参加する方式。エントリー情報
スプリングスクール
エントリー情報本校受験オーディション
応募時期 9~10月頃より願書受付が始まり、3月頃まで随時オーディションが実施される。エントリー情報 オーディション内容は、バレエクラス、コンテンポラリークラス、1分以内の自由振付作品、面接
日本国内オーディション
- スタッフからのコメント(※私見を含みます)
- 英国でコンテンポラリーを学ぼうという学生が全員受験すると言っても過言ではないほどの、ザ・コンテンポラリー・ダンス・スクールとして著名である。歴史も古く著名な卒業生達との交流に恵まれ、ダンス界で重要となる人脈を作るためには、最高の環境にある。
授業内容はバレエクラスとコンテンポラリークラスは毎日、また振付、即興などの実技の他、解剖学、比較文化などのクラスもあり、かなりハードな内容である。非英語圏出身の学生も多いが、コンテンポラリーを学ぶ上では言語(英語)で自分の意見を述べる能力が必須である。また、第1学年でも年齢が18才~30才までなど幅広く、学生のバックグラウンドや国籍も多様である。言語に限らないコミュニケーション能力を身につけるなど、しっかりとした準備をしてから留学に臨みたい。
バーチャル・オープン・デーと称する方法によって、学校の様子が詳しく分かることも、海外の学生にとって嬉しい。